カラーヒーリングを取り入れる

新しい年度がはじまり、半月が経ちます。

社会人としてスタートをきった方、進学と共にバイトをはじめる方等々、

新しい環境に身をおくことになった方も多いのではないでしょうか。

慣れない環境で、緊張して

「失敗したらどうしよう」などという心配ばかりが頭をよぎる。

そんな状態だと、顔も声も体も硬くなりがちになります。

更に「だから、これではダメなんですよ!」

などと上司に強く言われたら、硬くなっていた心が折れてしまうかも。

今回は、そんな時に役立つ方法を、

カラーヒーリングアドバイザーとしてお話ししたいと思います。

「なんでそんな言い方するんだ」「この人嫌い」という怒り。

「私はダメな人間なんだ」「私、嫌われているんだ」という落ち込み。

そんな思いが浮かんできたら、まず、大きく深呼吸をすることを意識してみてください。

できれば、みぞおちに空気を溜めるイメージで胸いっぱいに。

息を吐く時はその時の嫌な感情を色に例え、それを出し切るように。

息を吸う時は気持ち良いと思える色をターコイズブルーと一緒に取り入れる気持ちで。

そして、上司が言ったその言葉の真意をよく考えてみてください。

「仕事をスムーズに行う為に」「現場がうまくまわるように」

答えは本当にシンプルでわかりやすいものであることが多いです。

決してその上司はあなたのことが憎くて

あなたを陥れようとして言っているわけではありません。

その真意に気付くことができれば、

あなたが今すべきこと、更にできるプラスアルファのことに気付ける。

あとは、体を動かすことですね!

頭の中身がごちゃごちゃする時は、とにかく体を動かす。

スポーツ、ダンス、何でもいいです。

凝り固まった体を解す事で、心も柔らかくなります。

逆に、新入社員を教育する側にいる方にお願い。

よく「しっかり叱らなくちゃだめ」という言葉を聞きますが、

その「叱り方」に気をつけてください。

叱り方によっては「この人に怒られないように」「この人に評価されるように」

「煩いからとりあえず」「言うこときいてりゃいい」

という思いだけで動く、その場しのぎの部下になってしまいます。

やはり、そんな時には一旦大きく深呼吸。

何を伝えなければいけないのか、この人にはどのような伝え方が響くのか。

ターコイズブルーの色を意識して。

具体的にその色を目にしながら深呼吸すると効果的なので、

ポストカードや絵画など、身の回りに飾っておくのも良いかと思います。


職場に色を、という繋がりで。


余談ですが、数年前に私の職場の方たちに協力してもらい、

「自分は何色だと思うか」「職場の人、それぞれを色に例えると」

という簡易的なグループセッションをした時のお話しをしたいと思います。

質問の結果を「赤」「青」のような文字ではなく、色を塗って並べてみると、

おもしろいことがわかってきました。

例えば、自分は赤だと思っているのに、多くの人からはピンクと見られている。

自分は青だと思っているのに、ある人からはオレンジと見られている。

自分が気付かない自分を他の人がわかっていることもありますし、

無意識に特定の人には気を遣っている、というのが見えてくることもあります。

本人を目の前に言葉で表現するのは難しいですよね。

気を遣ったり余分な意識が入ってくるので真意を掴みにくい。

その点、色は楽しくイメージできるので、素直な気持ちが出てきやすい。

ただ、同じ「青」のイメージでも

「何考えているかわからない。相談しにくい」という人もいれば

「感情的にではなく、しっかり考えて動いてくれるから頼りになる」

という人もいます。そこまで掘り下げて繋げていくことが大事です。

そして現在。結果的に

その時に、とある色のイメージが多数であった子は辞めています。

面白いことに、本当にその色の子たちだけです。

これは、トップに立って現場を仕切っている方との相性も含め、職種を含め。

この現場では長く続かない傾向があると言えます。

メンタルマネジメントをする為の個人でのカラーヒーリングはもちろん大事ですが、

職場やチームでのカラーヒーリングも大変お勧めです♪