「孤独」は消せる。

幼少の頃は身体が弱く、一年に一度は必ず入院、という子供だった私。

思い起こせば、その頃は雨の日が好きでした。

なんとなく、雨音に包まれていると、孤独を感じずに済むような気がしました。

もともと本を読むのが好きだったので、退屈することはなかったのですが、今でも上手く表現できないのですが、あの、おいてきぼりをくっているような、

大事なタイミングを逃しているような。

よくわからない独特な「孤独」を感じる時間は大変苦痛でした。

多分、これは経験した方でないとわからないと思います。

そんな孤独を理解してOriHimeをつくった彼はいったい、どんな子供だったのだろう?

そして、手にしたのがこの「孤独」は消せる。でした。