雨と五月病対策

GW明けて、いきなりこの雨。そして、この寒さ

なんとなく気持ちも曇りがちに…と、思った時。

雨が大好きだった幼少の頃を思い出しました。


傘と雨合羽と長靴で出かけるのが大好きで。

葉っぱから落ちる雨のしずくをいつまでもジッと見ていたり

水溜りがあると突進したり(笑)


病気で学校を休んで寝ている時も、雨が降っていると

雨のベールに包まれている気がして、とても安心しました。

その雨音の強弱で時間が流れているのを感じることができて

誰かのおしゃべりを聴いているようで。

目を閉じると、あの、葉っぱから落ちる雨のしずくが見えてくる。


いつの間にか、時間や予定に追われるようになり

荷物や用事が多い時の雨は本当にやっかいで。

今は、雨が降ると「あー」と反射的に思ってしまうように。


そんな時に、久しぶりに「雨っていいなぁ」と思ったのが

新海誠監督の『言の葉の庭』を観た時でした。

何気ない日常の音。普段、当たり前に目にしている風景。

無意識に足を運んでいる通勤時。

私は意識して五感で感じるようにしてみました。


そして、わかったこと。

私は普段どんなに「見ていないか」ということでした。

ちょっと意識するだけで

そのワンシーン、ワンカットが、こんなにも心に響くものになる、ということ。

世の中のこんな美しい日常を、私は素通りして日々を過ごしていました。

なんてもったいない!


人に対してもそうですね。

家族のこと、職場の人。

当たり前のように目の前にいますが、意識が通り過ぎてしまっている時があるりますよね。

ちょっと、意識するだけで。ほんのちょっと立ち止まって観るだけで。

その人のSOSに気付くことができる。

こちら、五月病対策として、とても有効です。


余裕を持って行動する。
当たり前の景色や人々を意識して観てみる。


ぜひ。取り入れてみてください。